INDIE GAMES JOURNAL(インディーゲームジャーナル)

タイニー・ワンダー・スタジオが『koROBO』を発表!前身「スキップ」からのメンバーが紡ぐ新アクションアドベンチャー

by INDIE GAMES JOURNAL編集部

BitSummitにてタイニー・ワンダー・スタジオが新たなゲームタイトル『koROBO』を発表した。


ちびロボ!シリーズのクリエイター、スキップの主要メンバーから成る新開発チーム「タイニー・ワンダー・スタジオ」が、新たなゲームタイトル『koROBO』を発表した。この心地よいアドベンチャーゲームは「koROBO 」と名付けられた小さなロボットと少年トムの物語になる。トムは10歳の誕生日プレゼントに父親から「koROBO 」を贈られる。プレイヤーは、小さいが頑張り屋のkoROBOとなり、ドキドキ、ワクワクの心温まる旅へと踏み出す。この旅はトムの部屋から始まり、やがて世界を変える大冒険へと広がっていく。

ストーリー

時には小さなヒーローになって、大いなる運命を果たそう!

アメリコの大都会ニューヨクにあるボロッコリン地区の片隅で、少年トムとママのサリーがトムの10歳の誕生日を祝っている。疎遠になった父親から贈られたプレゼントの包みを受け取ると、トムは何が出てくるかワクワクしながら、包み紙をビリビリと破いて開けるのだった。

箱の中には、大ヒットしている万能小型お手伝いロボに似ているけれども、なんだかちょっとダサいロボット「koROBO」が入っていた?

やがてkoROBOは家を掃除し、トムの宿題を手伝うだけでなく、トムと兄弟のように一緒にゲームをしたり漫画を読んだりして過ごすようになる。

koROBOとの出会いは、トムとその家族、そして世界になにをもたらすのだろうか?

koROBOの物語は、ニューヨク市ボロッコリンにあるトム一家のアパートで繰り広げられる。プレイヤーは、小さなヒーロー「koROBO」となりみんなのお手伝いをし、家族を助け、アパートに住むユニークな住人たちと過ごしながら、トムとトムの大好きな人たちを、時空を移動できる謎の敵?!から守るのだ!

ゲームプレイ

小さなヒーローの大冒険:

koROBOのゲームプレイの中心は、家の中を動き回って片付けをしたり、見つけた問題を解決したりすることだ。小さなヒーローに大きなお願いを!

でも、気を付けて!koROBOのバッテリーには限りがあり、タスクをこなすことでより多くのバッテリーを消費する。大ヒットしているロボットは壁のコンセントで充電しなければならないが、トムは、koROBOの背中につけたバックパック型ソーラーバッテリーによって、太陽の光で充電できる様に魔改造したのだ。プレイヤーは、太陽の光が当たるよう気を配り、koROBOがいつも最高のパフォーマンスで動けるようにしておかなければならない!

トムのアパート全体を探索する間、プレイヤーはトムとその家族を手伝うだけではない。koROBOが出会うのは、そこで生活を送る奇妙な住人たち。koROBOになって、プレイヤーは住人たちと話をし、彼らの困りごとを解決して、最もパワフルなアップグレードを解放しよう!

より良く、より速く、より強く:

お手伝いや探索をしながらアイテムを集め、koROBOをアップグレードしよう。ほどなく、走ったり、ジャンプしたり、滑空したりできるようになり、そのうちに、飛んだり、泳いだり、はたまた、時空移動までできるようになる……?

待って、でもそれだけじゃない!トムの持っているオモチャはkoROBO以外にも。プレイヤーはミニチュアの新しい友達を見つけ、koROBOの冒険を後押しする様々な付属品を集めて、ときどきはそれを使ってエキサイティングな戦いをしよう!

アップグレードに必要なパーツは、家のどこででも見つけることができる。それぞれに色がついていて、珍しい色であるほど手に入れるのが難しくなっている。できるだけ多くのパーツを集め、koROBOをアップグレードしよう!

過去と未来の家:

koROBOは、アパート一棟を隅々まで探索しながら掃除できるが、家の中やその周辺をただ歩き回って手伝うだけではない。

そのうちに、koROBOは突拍子もない能力をアンロックして、難なく時空を移動できるようになる!?

登場人物

お手伝いロボkoROBO

トムの10歳の誕生日に、遠くで暮らす父親から贈られてきたプレゼントで、この冒険の小さなヒーローだ。

koROBOは強くはないけれどとても活発。たまに失敗もするけれど、お手伝いをしたり、トムの宿題を手伝ってくれたりと大活躍!koROBOの登場によって、家族やアパートの住人たちが少しずつ変化していき、やがて世界を変えることになるかも?

10歳の修理屋さん」トム

生まれ持ってのインドア派、トムには友達もほとんどおらず、自分の部屋にこもって持っているオモチャや、ちょっとしたマシンの修理をして過ごしている。両親が離婚してからはパパにはめったに会えないが、世界中を旅するパパからはときどきオモチャやガラクタなどが送られてくる。

「発明の母?」サリー

日本出身のサリーは、現在ボロッコリンのアパートで、1人でトムを育てている。サリーはごちゃごちゃと混乱することが大嫌いで、トムが訳のわからないようなことを話してくるとストレスが溜まる。若いころ、トムの父親とひと時のロマンスを楽しんだが、彼の旅への情熱が大きく膨らみすぎたことで、結局は離婚してしまった。意志が強く、情にもろい彼女は、一度は女優になることを夢見たが、現在はトムとの生活をやりくりするためにカフェでウエイトレスとして働いている。

「放浪癖の王」ジョン

トムの父親。変わり者と言う人もいれば、天才エンジニアだと言う人もいる。ジョンは若かりし頃にサリーと恋に落ちた。しかし、トムが5歳の時に謎を残して家族のもとを去る。「お前たちを守るためだ。さようなら」と書かれたメモだけを残して。2人の距離は大きく隔たっているけれど、トムの機械いじり好きは間違いなく父親譲りだ。

ガース・ベイダー(本名:不詳)

アパートの中庭をウロつく怪しい姿が目撃され、ガースの真実について様々なウワサがあふれた。彼はダークサイドに落ちて、世界を略奪しようともくろんでいると言う人もいるし、はたまた、彼はただ、アパートの植木に水をやったり、鳥にエサをあげたり、配管の管理をしたりしているだけだと言う人もいる。誰も実際にはガースに話しかけないので、真実は謎に包まれたままだ。

世界

世界の危機

時は2025年、世界は迫りくるエネルギー危機に直面していた。化石燃料は燃料源としての信頼を急速に失いつつあり、人類は絶望的なピンチに陥っていたのだった。しかし、このような切迫した状況にありながらも、より良い明日を信じる人々の心には永遠に希望が湧いてくるものだ。そして、その希望が本当に世界に必要になったその時、ある小さなヒーローが現れる。koROBO、彼こそが、歴史をガラリと変えてしまうような新たな道へと人類を導く存在なのかもしれない……!

ボロッコリンのアパート

リビングやキッチンを歩き回るのは大した仕事には見えないかもしれないが、やる気あふれる小さなロボットにとってはまったく違った景色に映る。積み上げられた本の山や倒れたイスは、高い場所に置かれたものを自分で取るためには、便利なオタスケアイテムになるかもしれない。koROBOにはちょっとした手助けが必要なのだ!

トムの部屋

トムの部屋は一見、怠け者の散らかった部屋に見えるかもしれないが、実際にはまったくそうじゃない。近づいてよく見ると、想像力に富んだ、生まれつき電気系の機器類を触るのが好きな天才キッズの作業場や遊び場に見える。トムの部屋は、いじりかけのオモチャや道具類、電気じかけのガジェットであふれている。ある子にとってはガラクタでも、別の子にとっては宝物。そしてkoROBOにとってトムの部屋は宝の山なのだ。トムの部屋を探索して、どんなお宝を発見できるだろう?

koROBOクラウドファンディングキャンペーン開発者からのメッセージ

タイニー・ワンダー・スタジオは、koROBO に命を吹き込むためにご支援いただけるファンの方々を募っています。コミュニティの支援とともに、koROBO は、PCや現行のコンソールでの発売を目標に、クリエイターとそのファンの皆さんとの共同作業で進化してまいります。クラウドファンディングキャンペーンは2024年7月23日0:00に開始され、2024年8月24日0:00に終了します。

「私たちの目標は誰もが楽しめるゲームを作ることであり、koROBOの制作においては、どんな人もすぐに大好きになってしまうような、居心地の良い気楽に楽しめるゲームを目指しています。Koroboでは、人と人とを結び付け、よりよい明日のためにできることを大切にしていますので、皆さんのご支援とともに作り上げるこのキャンペーンは、ゲーム好きのみなさんが繋がり、団結する素晴らしい機会であり、私たちの小さなヒーローがきっと誇りに思ってくれるものだと信じています!

 未来は、みんなで作り上げる夢!皆さん、ぜひ一緒に実現していきましょう。」

西 健一/ディレクター

タイニー・ワンダー・スタジオについて

タイニー・ワンダー・スタジオは、新たに立ち上げたゲーム会社で、前身である株式会社スキップの主要メンバーや、業界のベテランが所属しています。

西 健一/ディレクター(タイニー・ワンダー・スタジオ)

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森山 尋/ディレクター(タイニー・ワンダー・スタジオ)「

ちびロボ!、咲かせて!ちびロボ!、おかえり!ちびロボ! ハッピーリッチー大そうじ!、ギフトピア

江藤 桂大/ディレクター(タイニー・ワンダー・スタジオ)

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谷口 博史/音楽・効果音

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ヒカリン/アート・キャラクターデザイン

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小清水 史/プロデューサー(タイニー・ワンダー・スタジオ)

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