INDIE GAMES JOURNAL(インディーゲームジャーナル)

【編集部注目!】ドット絵2DアクションRPG×パン屋シミュのハイブリッド『Aeruta(アルタ)』が予想以上にハマる! 癒し枠のケモ耳美少女たちもかわいい

by 友野 辰貴

もちろんかわいいだけじゃない!

 アクション×シミュレーション。このふたつの要素の親和性が高いのは、某米つくりゲームのおかげでゲーマーにも広く知れ渡っていると思う。

 筆者もそんなアクションとシミュレーションのハイブリッドに心をつかまれたひとり。アクションパートを楽しんで、飽きたらシミュレーションパート、そしてまたアクションに行くというループにハマって抜け出せないゲーム性の虜に。気が付けばクリア後にまた同じジャンルの作品を血眼になって探していた。

 今回紹介する『Aeruta(アルタ)』は、そんな日々に終止符を打ってくれたタイトルだ。勇者に憧れるキツネ少女・チャヤとしてダンジョンを探索しつつ、クマ少女・イーフィとともにパン屋を盛り上げていく。かわいいキャラビジュアルにもめちゃくちゃ惹かれた。

 アクションパートでは、彷徨うモンスターたちを倒しながらダンジョンを進み、最奥に居座るボスの撃破を目指す。操作は基本的に移動、攻撃、ジャンプ、回避、ドライブ(必殺技的なもの)だけと非常にシンプル。モンスターを倒したり、オブジェクトを壊したりすると、シミュレーションパートで役立つアイテムがゲットできる。

 シミュレーションパートでは、ダンジョンで集めた素材を使ってパンを販売する。イーフィが焼いたパンをとって、並べて、レジ打ちして、ポイ捨てされたゴミを拾って、ときには逃げ出したパンを集めてと大忙し! 製作はともかく販売はワンオペ……。やることが多い……。

 稼いだお金はお店の改良、チャヤの強化などで使う。パン屋が儲かれば儲かるほどチャヤが強くなっていき、チャヤが強くなればなるほどたくさんパンが焼ける。アクションとシミュレーションは持ちつ持たれつの関係というわけだ。

 また、焼いたパンのドット絵デザインも魅力。どれも個性的でかわいい。「実際にあったら買うのになぁ」と思わず欲しくなる出来栄えだ。

 さらに、今年2024年秋には大型アップデートも控えており、さまざまな新要素が追加予定。新たなストーリーやエリア、ボス、食材、パン、キャラクター、システムなど盛りだくさんの内容となっている。

 まさにいまプレイするのにうってつけの一作。アクション×シミュレーション×ケモ耳美少女の三拍子がそろった本作を、アプデまでに遊んでみてはいかがだろうか。

  • 配信タイトル:Aeruta アルタ
  • 開発元:FromDawn Games
  • パブリッシャー:GRAVITY GAME ARISE Co., Ltd.
  • 配信:2024年5月16日
  • 日本語:〇

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