INDIE GAMES JOURNAL(インディーゲームジャーナル)

【編集部注目!】ドット絵で作り込まれたオープンワールドRPG『Lair Of The Leviathan』が面白そう。「ベルセルク」にも影響を受けたダークファンタジー、和洋折衷なゲームデザインのターン制バトルに期待膨らむ

by 松葉

2024.8.17 20:23 | 更新

日本のゲーマーにも注目してほしい!

 ドット絵(ピクセルアート)。剣と魔法。重厚なダークファンタジーの世界観。自由度の高いフリーシナリオ。大小さまざまなダンジョン(非ランダム生成)。そして、戦略的なターン制のバトル。

 上記にピンと来た皆さんに、紹介したいタイトルがあります。もうご存じかもしれない。

 それが、Nostalgic Realmsの2DオープンワールドRPG『Lair Of The Leviathan』です。80年代、90年代のの名作RPGを通ってきたゲーマーの好みに刺さりそうな要素がてんこ盛りの同作は、西洋で盛んに発展してきたゲーム性をベースに、日本のRPGに見られるバトルシステムを盛り込んだ作品。

 NPCたちがそれぞれ独自のクエストやストーリーラインを持つフリーシナリオ的な設計が採用されており、すべて手書きで表現された広大なマップは、街、ダンジョンへと自由に訪れることが可能です。プレイヤーの進行によって、街並みやNPCの状況も変化していきます。増築される建物や発展する街が視覚的に表現されることで、生きた世界を感じられる仕組みですね。

 バトルでは、独自の能力やスキルを持つ冒険者を編成して戦う、ターン制のシステムが採用! 戦闘時に切り替わるサイドビューの視点は、たしかに日本のRPGで多く採用されてきたものを彷彿とさせます。

 惹き込まれるドット絵で作り込まれたオープンワールド。かなり面白そうですよね。

 開発者はオーストラリア人で、日本に在住して10年とのこと。そして、『Lair Of The Leviathan』が醸成する世界観の源流には、ファミコンのRPG『プール・オブ・レイディアンス』や1986年の映画「ラビリンス/魔王の迷宮」、そして日本の人気漫画「ベルセルク」が挙げられています。そうしたルーツが、和洋折衷的なゲームデザインを生み出しているのかもしれません。

 『Lair Of The Leviathan』は、英語と日本語に対応予定。発売日は未定ですが、このタイミングで紹介するのには、ひとつ理由があります。現在、開発者のXアカウントでは開発進捗の報告が投稿中。日本のユーザーにも向けた発信も多く行っていて、日々の更新で期待が高まり続ける状況です。

 それと同時に、開発者からは積極的に意見が募集されているのです。日本のゲーマーにも広く刺さりそうなタイトルだけに、皆さんの意見や応援を届けてみてはどうでしょうか。まずはウィッシュリストに入れるだけでも、いかがでしょう。引き続き、編集部では『Lair Of The Leviathan』を注視して参ります。

▲戦闘への遷移方法について、ユーザーの好みをリサーチ。
  • 商品名  Lair Of The Leviathan
  • 開発   Nostalgic Realms, Whiskeybarrel Studios
  • 販売   Nostalgic Realms
  • 配信日  未定
  • 定価   未定
  • 日本語  〇

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