パズル感覚で進む都市開発がかわい楽しい! 『Dawnfolk』は時間を忘れる良ゲー!

ボードゲームを遊ぶ感覚!
パズルのような……宝探しのような……それでいて謎解きも資源管理もあって……でもその実態は都市開発シミュレーション!?
という、なんとも摩訶不思議かつ楽しいゲームに出会ってしまった。それが、

2025年2月13日にAstra Logicalからリリースされたばかりの新作、『Dawnfolk』というタイトルだ。これ、Steamで新作を探しているときにたまたまその画面に出会い、興味を覚えてデモ版をダウンロードして立ち上げたところ、

タイトル画面のコンテンツ選択……懐かしのクロスメディアバーを髣髴とさせるものがある!w もうこれだけでオールドゲームファンのおっさんライターは、
「これはきっと、おもしろいに違いない」
と確信してプレイを始めてしまった次第。そして、この四角がパズルのように連なる画面レイアウトで進行するゲームそのものも、

「想像以上にたのしかった!!!www」
と感動を覚えるレベルだったので、まだデモ版プレイ中ながら紹介しようと思ったのである。
では冒頭に書いた、“パズルのような……宝探しのような……それでいて謎解きも資源管理もあって……でもその実態は都市開発シミュレーション”がどういうことかと言うと、Steamのストアページの以下の公式解説に答えがあると思う。
「戦略ゲームが好きでも、大規模な戦略ゲームのルールを学んでプレイする時間がないという人もいるはず。でも、このゲームではすぐに開拓を始められ、1時間以内にテントがあるだけの小さな村から、大きな街に発展させることができる。
『Dawnfolk』は、一般的な戦略ゲームのデザインを基にしながらも、これまでにないユニークな都市づくりを楽しめる。キーボードかコントローラーで操作できるし、携帯ゲーム機でもプレイできるので、家や外出先など自分の好きな場所でゆったりと楽しもう。ゲームの原点に立ち返って探索や研究を重ねていくことで、面白い発見があるはずだよ」
要は、特徴的な四角のパネルが畑、テント、お店、牧場、森林……などなどの役割を持っていて、そこで木を伐ったり、作物を収穫したり、人口を増やしながら都市を発展させていく……という感じ。



伐採や狩りは小さなパネルの中でミニゲームとして進行して、パッと見は地味なデザインながらいいアクセントになっている。

上の説明にある通り、あまり難しいことを考えずに土地を広げていくのがことのほか楽しく、ついつい夢中になって、
「つぎは……西側のパネルを開けていこうか。……いやその前に、小麦畑をもう少し増やして……!」
なんてことを、時間を忘れて考えてしまっていたよww こういう感覚、久しぶりに味わったかもしれん。



そして、小一時間ほども遊んだところで「はっ!」と気づいた。パズルと都市開発を組み合わせたかのような独特な遊び心地、何かに似てるなぁ……と思ったんだけど、コレはドイツの名作ボードゲーム『カルカソンヌ』に近いんだな! もちろんルールはぜんぜん違うし、アクション要素の分だけ『Dawnfolk』のほうが瞬発力が高いんだけど、少しずつ土地を広げていく“地味な楽しさ”は同種のものを感じるわーーー!


遊び方がじつに簡単で、非常に取っ付きやすいのも好感。前述の通りいまはデモ版で遊んでいるけど、やれることがさらに増える製品版を購入しちゃうのは時間の問題だと思う。それくらい、楽しいです!
- タイトル: Dawnfolk
- ジャンル: インディー, ストラテジー
- 開発元: Darenn Keller
- パブリッシャー: Astra Logical
- シリーズ: Astra Logical, Darenn Keller
- リリース日: 2025年2月13日