INDIE GAMES JOURNAL(インディーゲームジャーナル)

こんな『超増税都市』ならずっと住んでいたい! 街作り×ローグライトの良作を見つけた!

by 大塚 角満

やめどきがわからない魅力

 
 ここ数年で完全に定着したゲームジャンルに、“ヴァンサバ系”と“8番出口系”があるけど、じつはもうひとつ、

 “幸運の大家様系”

 ……要するに、ローグライト×デッキビルダーがあるのは、論を待たないところだと思う。筆者もすっかりこのジャンルの虜になって、当サイトでもレビューを書いた『Neon Village』(デモ版)や『ラッキーハンター』などはいまも頻繁にプレイしている。

 よって、Steamで新作を検索するときもこのジャンルには目を光らせているんだけど……!!

 ……あった!! デモ版を経て1月30日に製品版としてリリースされたこちらの……!!

 『超増税都市』!!!

 じつは未プレイだったので、慌ててデモ版をダウンロードして遊んでみたんだけど……コレ、めちゃくちゃ楽しい!! 『幸運の大家様』とも『ラッキーハンター』とも違う、ユルくてウィットに富んだ設定にすっかりメロメロになってしまいました!!

 『超増税都市』はSteamのストアページにある、

 「新感覚!? 街づくり×ローグライトゲーム『超増税都市』。ランダムに抽選される施設から、自分好みの施設を選んで配置しよう! 組み合わせは無限大!あなただけの稼げる街を作ろう!」

 こちらの説明の通り、街のパーツ(ゲームショップとかレストランとか牧場とかとか)をマップ上に配置すると、

 何名かの作業員が現れてランダムで移動し、

 その施設の上で作業をすると報酬が入る……というシステム。

 制限時間が終了すると納税の時間となり、稼いだお金から支払っていく……と!! このへん、リアル世界とリンクしている感じでじつにイヤらしい!!!

 施設の種類は100種類以上もあり、

 街をさらに強化するためのアイテムも100を超える。それらを好きなように組み合わせて行き、強烈なシナジーを発生させられれば、とんでもない超増税にもしっかりと対応できる……はず!!ww

 施設の組み合わせがめちゃくちゃ多いことと、作業員の動きがランダムなことが絶妙なスパイスになっていて、ついつい時間を忘れて遊び込んでしまう魅力にあふれている。

 これ……まだデモ版なんだけど、すべての要素をプレイできる製品版を買ってしまったら、ちょっと仕事に支障が出てしまうのではないかと心配になるくらい、よくできているのだ。

 ……まあでも、ゲームを遊ぶことも仕事だし!! あんま難しいことは考えず、製品版をポチってしまおう!!

 と、先ほど本当に『超増税都市』を購入してしまったので、しばらく当サイトのレビュー記事が減るかもしれません(苦笑)。

 それくらい楽しい!! めっちゃおススメです!!

  • タイトル: 超増税都市
  • ジャンル: カジュアル, インディー, シミュレーション
  • 開発元: soramame-koubou
  • パブリッシャー: KIC Games
  • リリース日: 2025年1月30日

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